2024-04-21 短歌1 恐竜は鳥になったと図書館の本を広げて処女と童貞 この時期に消えたくなるのは ここの木も桜だったんだと気づくとき たばことかなくなればいい 煙突も お香も アルコールランプも 夜中だけ雨が降っていたみたい みたいな朝と みたいなおれだ いつか死ぬ朝にもきっと消えたいと水を見ながら思うのだろう