2024-04-25 短歌3 海に雨、僕らもやがて生活に飲まれひとつになってゆくこと 波が海になっていくときさみしくて スープの語源のはなしをきかせて さようなら、すべての生活便利術。橋桁に揺れる車は波に似ていた いつもより深い寝息でゆれているお前の背骨に人魚のなごり 新潟の海は濁って海というよりもぼくらの肌に似ていた